BLOODIA

「ブルーシール」の「塩ちんすこう」は、沖縄色・満足感ともに高い定番かつ主役のアイスで、「ブルーウェーブ」は爽快感重視のリフレッシュ系フレーバーです。性格の異なる2種で、組み合わせやダブル注文時の相性が非常に良い構成です。

「塩ちんすこう」は、黒糖系のコクある甘さと塩味のアクセントと砕いたちんすこうの食感が明確に残り、ミルクベースは比較的濃厚で、デザート感は強めです。

「ブルーウェーブ」は、柑橘系（グレープフルーツ＋ラムネ系）の爽快な酸味、シャーベット寄りで、ミルク感は控えめ。色味からの先入観に反して、甘さはかなり軽めです。

手軽に南国のアイスを羽田空港内で味わえるのもポイント高しです。

「PRONTO」の「ホットコーヒー」全体として角がなく、日本人の一般的な嗜好に寄せたブレンドという印象です。フルーティさや個性よりも、毎日飲める無難さが重視されています。

香りは、ナッツ系・ロースト感中心で華やかさは控えめ、ミルクや砂糖との相性が非常に良く、提供時はやや高温で口当たりは軽く、冷めても雑味が出にくい味です。

「PRONTO新千歳空港店」の「ホルスタイン生ソフトクリーム」は、牛乳をそのままソフトクリームにしたような味わいで、牛乳の新鮮さを感じることができます。また、雑味や余計な甘みが少なく、ミルク本来の風味が立っており、甘さはやや控えめかつミルキー感が主役で、濃厚すぎず、後味にくどさが残りません。

食感は、なめらかでクリーミー、空気を良く含んだ柔らかめの口当たり。牛乳ベースでありながら、乳脂肪分や香りがしっかり感じられるタイプです。卵不使用であることから、より「ミルクそのものを味わう」方向性になっています。

「スープカレーGARAKU」の「柔らかチキンレッグと野菜」は、初めてのGARAKUなら、まずこれを選べば間違いないと言える逸品です。GARAKUの個性である和風だしとスープカレーの融合が最も分かりやすく表現された看板メニューです。

和風だし（鰹・昆布）を前面に出したスープカレーは、スパイス感は強すぎず、旨味と香りが主役。油分は控えめで、後味は比較的すっきりしています。

チキンレッグは、スプーンでほぐれるレベルの柔らかさで、下味がしっかり入っており、スープに負けない存在感。

野菜は、定番のじゃがいも、にんじん、ピーマン、ナス、かぼちゃなど、素揚げによる甘みとコクの引き出し方が秀逸で、スープに浸しても形が崩れにくい仕上がりです。

「ANA FESTA羽田53番ゲートフード店」の「肉玉うどん」は、搭乗前の手軽な利用に適しており、空港ゲート内で温かい麺類が手早く食べられます。

関東風寄りのすっきりした和風だしと鰹節・昆布ベースで、甘さやコクは控えめで、空港利用者を想定した 万人受け・後味軽め設計のため、専門店レベルの味を期待すると物足りない感じはします。

「らーめん食堂かみや」の「ギョウザ」は、皮は厚めでカリカリ気味にしっかり焼かれた餃子で美味です。手作り感がちゃんとある餃子で、具はもっちり、皮はカリッとしています。

餃子はサイドのおつまみとして、らーめんやお酒と一緒に楽しんでいる人が多く、何でも合うのではないかと思います。

「らーめん食堂かみや」の「スタミナ（ニンニク入り）」は、ニンニクと炒め野菜（肉、ニラ、玉ねぎ）のパンチが強く、いわゆるスタミナ系の王道で、食べ応えがあります。スープや具に、炒めた香ばしさやニンニクのガツンとした香りと風味がしっかり乗っていて、ご飯にも合う味わいです。

麺、スープ、炒め野菜の一体感と単なる醤油ラーメンではなくガッツリ食べたい時の満足感が高くて、肉野菜炒め的な具の旨さも素晴らしい一杯。ただ、一点、難があるとすれば、投入されているニンニクが尋常な量では無いため、次の日もしっかり臭いが残ると思います。

「らーめん食堂かみや」の「広東メン」は、このお店の人気No.1の商品で、とろみのある餡がたっぷり。背脂もかかっていて、コッテリ好きには刺さる一杯です。

また、具沢山で白菜、キャベツ、ニンジン、たまねぎ、小松菜、ナス、タケノコ、キクラゲ、豚肉、ゆで卵、豚肉、卵などがバランスよく入っており、ボリューム感があります。

麺は中太縮れ麺で、餡とよく絡む。最初はやや固めの仕上がりで、食感はもっちりという印象。これも餡との相性がよく、想像以上に餡が麺に絡みます。