「タンメントナリ」の「タンメン」は、一般的なタンメンを遥かに凌駕する厚生労働省が推奨する1日の野菜摂取量(350g)を超える「450g」の野菜がタワーのように盛られています。
キャベツ、もやし、白菜、玉ねぎ、にんじん、ニラ、ほうれん草、コーン、ゲソ、かまぼこなど具材がとにかく豊富。シャキシャキ感を絶妙に残した中華鍋での炒め具合が絶品で、野菜自体の甘みもしっかり感じられます。
一般的なタンメンの「あっさり塩味」とは真逆を行く、じっくり煮込まれた濃厚な豚骨・鶏ガラベースの白湯スープです。
「蒙古タンメン中本」の「サッポロ味噌」は、蒙古タンメンのように上に辛し麻婆豆腐がのっていないため、中本のベーススープ(味噌ベース)の純粋な美味しさをダイレクトに堪能できます。
ニンニクが効いたコク深い特製味噌の味わいが前面に出ており、辛さよりも「炒めた具材の香ばしさ」と「味噌の甘み」が引き立っています。辛さは控えめですが、中本らしいガツンとした塩気とニンニクの風味はしっかりあるため、物足りなさは一切ありません。
蒙古タンメンの野菜が「クタクタに煮込まれた甘い野菜」なのに対し、サッポロ味噌ラーメンは注文ごとに中華鍋で煽った「シャキシャキの炒め野菜」がどっさりのっています。もやし、キャベツ、豚肉などの香ばしい香りがスープに移り、札幌の王道味噌ラーメンを彷彿とさせる仕上がりです。
「蒙古タンメン中本」の「蒙古タンメン」は、スープ自体は、コクのある濃厚な味噌ベースです。そこにニンニクの旨味と野菜の甘みがしっかりと溶け込んでおり、これだけでも非常に完成度の高い味噌ラーメンとして成り立っています。
蒙古タンメンの最大の特徴は、麺の上にたっぷりとかけられた「辛し麻婆豆腐」です。最初は麻婆のかかっていない部分のスープを飲み、徐々に麻婆を溶かし込んでいくことで、辛さとコクが段階的にアップします。
キャベツ、人参、ニラ、キクラゲ、豚肉などが形が崩れる寸前までじっくり煮込まれています。この野菜の自然な甘みが、唐辛子の鋭い辛さをマイルドに包み込み、「辛旨」な味わいを生み出す重要な要素になっています。
「らーめん鈴家」の「淡麗塩鶏そば」は、濃厚系とは打って変わり、透き通った綺麗な黄金色のスープです。
9割以上鶏ベースで取られた出汁に、ほんのり魚介(昆布など)のニュアンスをプラス。表面にはきらきらと鶏油(チーユ)が浮いており、あっさりしつつも物足りなさを一切感じさせない、奥深い鶏のコクとまろやかな塩気を感じられます。
麺は、淡麗なスープをしっかり引き上げる、歯切れの良いストレート細麺を採用しています。するすると喉越しが良く、スープの旨味をダイレクトに運んでくれます。また、炙りバラチャーシューは、香ばしくジューシーで、あっさりスープに程よいパンチを加えてくれます。その他、食感の良い穂先メンマやネギ、ほうれん草、海苔などが綺麗に盛り付けられています。
「戯拉戯拉(ぎらぎら)」の「あっさり特製ら〜麺(白)」は、白醤油ベースのタレに、鰹節や煮干しなどの魚介系・和風出汁がじんわりと効いています。表面にうっすらと浮いた上質な油がスープにコクと適度なこってり感をプラスしており、最後まで飽きずに飲み干せる絶妙なバランスです。
麺は、スープをしっかり持ち上げる仕上がりで、スープの繊細な風味を邪魔しない、歯切れの良いストレート麺が採用されています。トッピングは、ホロホロと柔らかいチャーシューが4枚、味玉、メンマ、きくらげ、ネギ、海苔がバランスよく配置され、最後まで飽きずに食べ進められます。
尚、こちらのお店は10年前に訪店した時は「麺屋あらき竃の番人外伝」という店名でしたが、リニューアルされたようです。
「塩生姜らー麺専門店MANNISH」の「特製塩生姜らー麺」は、スープは鶏ガラベースの透き通った淡麗系ですが、最大の特徴は丼の底に沈められた「おろし生姜」です。上品でスッキリとした鶏出汁の旨味と底から混ぜることで生姜がガツンと効き、味が劇的に変化します。熊本県産のブランド生姜を使用しており、一般的な生姜よりも「えぐみ」や「辛味」が少なく、香りが非常に華やかなのが特徴です。
三河屋製麺の中細ストレート麺がスープによく絡み、トッピングの鶏チャーシュー(モモ肉)は驚くほどプリプリで柔らかく、生姜スープとの相性が抜群です。
こちらのお店は以前、訪店した「昆布の塩らー麺専門店MANNISH東日本橋店」の姉妹店のようです。